東京大学入試問題(2022∼)大胆予想
さて、大胆すぎません?入試前日に書いてて大丈夫なんでしょうか。ロシアのウクライナ侵攻が起こってしまったことが本当に不安です。
国語編
林修御大も文学部の史学系の教授の作問が国語第一問ではそこそこ多い、ということを仰っていて、2021年の新刊で僕が思い当たったのはこれでした(テーマ的にちょっと変わり種ですが)。抽象度というか、受験問題で解凍(これはこの字が適当なつもりです)を求めるのにちょうどいい比喩の使い方をしてるかな、と思いました。大分具体的内容が多いので使えそうなところは限られますけどネ。
地理編
これに関しては2022年度入試限定ではなく、今後5、6年ぐらいかけて聞かれうる内容かもです。
①食料国産率
カロリーベースで低くなりがちな食糧自給率ですが、家畜飼料用に輸入している穀物の占める割合がそこそこデカいです。そこで、国内の農業を正当に評価できているのか?できていないのか?どっちなんだい?(筋肉ならぬ食肉ルーレットスタート)ってことで、新たに2020年この指標の導入が決まりました(詳細な説明は農林水産省HPから食料自給率とは:農林水産省)。正当に農業の実態を統計が反映できてるのか?という観点では2004年の第二問(農家の分類で、専兼業別→主副業別への変化の理由)が記憶に新しいところ。このブログにしちゃ珍しくまともに出そうなテーマです。
➁稼げる林業?
2006年の問題で日本の林業ダメだね、って話が出てましたが、それから時間がたってちょっと状況が変わりつつあるかな?っていう。詳しくはNHKのクローズアップ現代でやってました(東大の先生が出てました)
③第三次ベビーブームが来なかった
2022年の受験生あたりが、ちょうど第二次ベビーブーム世代の子供である第三次ベビーブームが来なかった世代にあたります。先進国の少子化は「養育費の高騰」「女性が社会進出したから」、あとは日本の場合「職住分離のニュータウン」的な雑な片づけられ方をされがちですが、バブル崩壊後「失われた○○年」の空欄に入る数字がどんどん伸び続けた若年層の貧困化に目を向けるべきかと(これは出題予想というより主張ぢゃん)。ただ、韓国ほど学歴社会になってもないのにこういう風に経済的理由がデカく働いとるのは、先進国の中でもなかなかレアケースかと。
受からしてくれぇい!(CV:ライス関町)(←節子、その声を当てると合格しても消えてまう!)
追伸 アーカイブを取っておきました。もし的中した時用に。
https://web.archive.org/web/20220224091030/https://khaos.hatenablog.com/entry/2022/02/24/180522